期日前投票
10月18日(日)は、岡崎市長選挙と岡崎市議会議員選挙の投票日です。額田ささゆりの里では、選挙の投票は毎回額田支所(こもれびかん)まで出向き、期日前投票で対応しております。
特別養護老人ホームは、不在者投票指定施設じゃないのか、と聞かれることがありますが、愛知県の選挙管理委員会の指定基準が、定員50名以上の規模の施設となっているため、定員29名の地域密着型特別養護老人ホームである額田ささゆりの里は、指定が受けられないのです。
しかしながら地域密着型だからこそ、地域の投票所に出向いて投票するのは理に適っているので、通常ならそれで良いのですが、コロナ禍での選挙は訳が違います。ユーアンドアイの感染症対策のルールでは、コロナ禍において受診等で外出した場合、帰宅後48時間は居室対応となってしまうため、投票に出かけると同ルールが適用されてしまいます。そのため、県選管に特例での不在者投票施設の指定を願い出たのですが、特例は認められることはなく、今回は48時間居室で頑張ってくださる7名の方が投票に行かれました。
額田ささゆりの里では、今まで入居者様の投票率は50%を超えていましたが、今回はコロナ禍の影響大きく、投票率は過去最低となってしまいました。
選挙権を行使できるよう支援すべきか、日常を変えずに日々の暮らしを確保すべきか、究極の2択となってしまったため、もう少し時間をかけて検討と調整をすることができれば、投票を諦める方なく対応できたのではないかと、もどかしい思いが残る選挙でした。